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みんなの貯金はいくら? 世帯主の年代別に見る貯蓄の「真ん中」と「上位10%」

2026年10月20日

「同年代の人はどれくらい貯金しているのだろう」。気になっても、なかなか人には聞けない話題です。スペック診断で使っている総務省「家計調査(貯蓄・負債編)」2025年の数字から、世帯主の年代ごとに、貯蓄額の真ん中と上位10%のラインを計算しました。

年代別の真ん中と上位10%

世帯主の年代真ん中(中央値)上位10%のライン
29歳以下約260万円約1,230万円
30代約620万円約2,400万円
40代約830万円約3,510万円
50代約980万円4,000万円以上
60代約2,010万円4,000万円以上

※二人以上の世帯(単身世帯は含まない)。貯蓄額の階級ごとの世帯の割合から、スペック診断と同じ方法で推計しました。統計のいちばん上の階級が「4,000万円以上」なので、それより上は分かりません。

年代とともに増え、60代で大きく増える

真ん中の貯蓄額は、20代の約260万円から、30代で約620万円、40代で約830万円、50代で約980万円と、年代とともに増えていきます。とくに大きく増えるのが60代で、真ん中は約2,010万円と50代の2倍になります。60代は退職金を受け取る世帯が多い年代で、その影響が大きいと考えられます。

「平均」よりずっと低い「真ん中」

貯蓄額も、年収と同じように一部の世帯の大きな金額が平均を引き上げる分布です。ニュースでは「平均貯蓄額」がよく取り上げられますが、多くの家庭の実感に近いのは真ん中の金額です。上位10%のラインを見ると、30代でも約2,400万円、40代では約3,510万円と、真ん中の4倍前後になっています。少数の世帯が大きな貯蓄を持っていることで、平均は真ん中よりかなり高く出ます。

「貯蓄」に含まれるもの

家計調査の「貯蓄」は、銀行などの預貯金だけではありません。生命保険の積立部分、株式や投資信託、債券などの有価証券、社内預金なども含まれます。反対に、住宅ローンなどの借金(負債)は差し引いていません。住宅ローンを返している世帯では、貯蓄があっても、借金を差し引くとマイナスになることもあります。

また、いちばん下の階級「100万円未満」には、貯蓄がまったくない世帯も含まれています。

スペック診断での使い方

スペック診断では、あなたの世帯の貯蓄額が、世帯主が同じ年代の二人以上の世帯の中で上位何%かを計算します。一人暮らしの人は比べる相手が少しずれる(統計は二人以上の世帯)ので、目安として見てください。4,000万円以上を入れた場合は、統計のいちばん上の階級として「上位○%以内」と表示します。

貯蓄額は家族の人数や住む場所、持ち家かどうかで大きく変わります。人と比べて落ちこむためではなく、自分の家計の今の位置を知る、ひとつの目安として使ってください。

この記事の数字について

総務省統計局「家計調査(貯蓄・負債編)」2025年、第19表 貯蓄現在高階級別世帯分布(二人以上の世帯)をもとに、当サイトで中央値と上位10%のラインを推計しました。推計は階級の中で金額がなめらかに分布していると仮定した値です。

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