駅の乗り降りの65%は東京・神奈川・埼玉・千葉 都道府県別に見る駅の利用者数
2026年10月21日
日本の鉄道は、どの地域でどれくらい使われているのでしょうか。えきくらべで使っている国土交通省「国土数値情報(駅別乗降客数データ)」2024年度の数字を、都道府県ごとに合計して比べました。
※データに入っているのは、鉄道会社が利用者数を公表している駅だけです。小さな駅の数字を公表していない会社もあるため、駅の数は実際の駅の数より少ない都道府県があります。乗り換え客は会社ごとに数えるので、合計には重なりがあります。
1日の乗降客数の合計:東京都だけで4割
| 順位 | 都道府県 | 1日の乗降客数の合計 | 全国に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 約4,947万人 | 41.4% |
| 2 | 大阪府 | 約1,428万人 | 11.9% |
| 3 | 神奈川県 | 約1,415万人 | 11.8% |
| 4 | 千葉県 | 約716万人 | 6.0% |
| 5 | 埼玉県 | 約671万人 | 5.6% |
| 6 | 愛知県 | 約606万人 | 5.1% |
全国の合計は1日約1億1,963万人。そのうち東京都が41.4%を占め、神奈川県・千葉県・埼玉県を合わせた1都3県では64.8%になります。大阪府・京都府・兵庫県・奈良県の関西4府県は18.9%でした。日本の人口に占める1都3県の割合は3割ほどなので、駅の利用は人口以上に首都圏に集まっています。通勤・通学で毎日電車に乗る人が多く、乗り換えも多いためです。
駅の数が多い都道府県
データに入っている駅の数は、東京都(636駅)、大阪府(479駅)、愛知県(477駅)、兵庫県(360駅)、神奈川県(323駅)、福岡県(308駅)の順でした。愛知県は駅の数では3位ですが、利用者の合計では6位です。名古屋の周りに名鉄などの私鉄の駅がたくさんあり、1駅あたりの利用者は首都圏や関西より少なめになっています。
「真ん中の駅」の利用者数
都道府県ごとに、駅を利用者数の順に並べて真ん中の駅の数字を見ると、その地域の「ふつうの駅」の大きさがわかります。
- 東京都:1日約3万人
- 神奈川県:約1万6千人
- 埼玉県:約1万4千人
- 大阪府:約1万3千人
- 千葉県:約1万人
東京都では、真ん中の駅でも1日3万人が乗り降りしています。全国の真ん中の駅(約1,800人)の約17倍です。反対に、真ん中の駅の利用者が少ないのは秋田県(17人)、岩手県(73人)、島根県(88人)、福井県(120人)、青森県(123人)でした。
上位3駅に利用者が集中する県
都道府県の利用者の合計のうち、上位3駅が占める割合を計算すると、秋田県は77%、福島県は68%、岩手県は58%、山形県は57%、新潟県は55%でした。県庁所在地の駅や新幹線の駅に利用者が集まり、ほかの駅は小さな駅が多い、という形です。東京都や大阪府では、大きな駅がたくさんあるため、この割合はずっと小さくなります。
クイズのヒントとして
えきくらべの都道府県別の出題では、その県の「真ん中の駅」の大きさを知っておくと当てやすくなります。首都圏では1万人を超える駅がふつうにありますが、東北や山陰では、県の中で上位の駅でも数千人ということがよくあります。47都道府県の1位の駅もあわせてどうぞ。
この記事の数字について
国土交通省「国土数値情報(駅別乗降客数データ)」2024年度(令和6年度)を加工して作成しました。同じ駅の会社ごとの数字は合計し、都道府県は駅の位置から判定しています。人口に占める割合は2025年国勢調査の人口による目安です。