道の駅すごろく > 読みもの

道の駅1,234駅はどう増えてきた? 国土交通省の登録年で見る33年

2026年10月30日

道の駅すごろくの盤には、国土交通省に登録されている全国1,234の道の駅が並んでいます。道の駅は、市町村などが申請し、国土交通省が登録する仕組みです。登録は年に数回まとめて行われ、「第○回」として発表されています。国土交通省の一覧(令和8年9月4日現在)には、それぞれの駅がいつ登録されたかが書かれているので、年ごとに数えてみました。

最初の登録は1993年4月の100駅

道の駅の最初の登録(第1回)は1993年(平成5年)4月で、全国で100駅でした。いちばん多かったのは北海道の13駅で、新潟県8駅、高知県7駅、長野県6駅が続きます。1993年は8月の第2回、11月の第3回とあわせて、1年で112駅が登録されました。

年ごとの登録数と、合計の数

期間登録された数期間の終わりの合計
1993〜1995年229駅229駅
1996〜2000年376駅605駅
2001〜2005年220駅825駅
2006〜2010年121駅946駅
2011〜2015年128駅1,074駅
2016〜2020年101駅1,175駅
2021〜2025年56駅1,231駅
2026年(8月まで)3駅1,234駅

国土交通省「道の駅一覧」(令和8年9月4日現在)の登録年月から当サイトで集計。

はじめの数年でいっきに増え、1996年から1999年までは毎年77〜81駅が登録されました。2000年の終わりには605駅となり、今の数のおよそ半分がそろっています。2005年には825駅で、今の3分の2をこえました。

そのあとは、1年に10〜40駅ほどのペースが続いています。2015年は39駅と、2000年代後半から2010年代の中では多い年でした。2020年代は毎年7〜20駅ほどで、2025年は13駅、2026年は8月の第65回で3駅が加わりました。全国のおもな道路ぞいに道の駅がひととおり行きわたり、新しい駅はひとつずつ、地域の計画に合わせて生まれているようすがうかがえます。

都道府県別の数

順位都道府県道の駅の数
1北海道128
2岐阜県55
3長野県54
4新潟県42
5岩手県39
6熊本県38
7福島県・兵庫県37
9和歌山県36
10秋田県34

北海道は128駅で、全国の約10%にあたります。面積が広く、町と町のあいだを車で長く走ることが多い土地がらとも合う数字です。2位以下には、岐阜県・長野県・新潟県など、山あいの道が多い県が並びました。

数が少ないのは、東京都(1駅)、神奈川県(6駅)、大阪府・沖縄県(各10駅)です。東京都の道の駅は、2005年に登録された「八王子滝山」の1駅だけです。都市部では、道路ぞいの休憩所を高速道路のサービスエリアやほかの施設がになっていることも多く、道の駅の数だけで地域の大きさはくらべられません。

1つの市町村にいくつある?

1,234駅は、全国853の市町村にあります。いちばん多いのは、千葉県南房総市・岐阜県郡上市・岐阜県高山市の各8駅でした。南房総市には「とみうら」「ちくら・潮風王国」「白浜野島崎」など、海ぞいの道に駅が並んでいます。郡上市と高山市は、どちらも面積の広い市で、「明宝」「大日岳」「奥飛騨温泉郷上宝」「桜の郷 荘川」のように、合併する前の町や村ごとに駅があります。和歌山県田辺市・山口県萩市(各7駅)、熊本県天草市(6駅)も多い市です。

道の駅すごろくでの使い方

道の駅すごろくでは、止まった道の駅の紹介に、この一覧の登録年を使っています。「その県でいちばん早く登録された道の駅のひとつ」「道の駅のはじまりのころに登録」「新しい道の駅」といった一言は、この記事で数えた登録年から決めています。

出典:国土交通省「道の駅一覧」(令和8年9月4日現在)。集計は当サイト。登録の年月は一覧の「登録年月」によります。

← 読みもの一覧 道の駅すごろくで遊ぶ →